月曜日

あらあらあら
まあまあまあ
ってな感じで時間は過ぎるものだけど、気がついたらもう月曜日。
土日と遊びほうけてまして、懐のお札は羽が生えてが出て行きました。
まあ、衝動買いではないので問題は無く、お祝いしたかっただけなので気にしないで下さい。

実は今日、ものすごく体調不良(風邪)でして熱は出るは頭は痛いはで大変なのです。
だからって、仕事を休む事は出来ません。これでも社会人もどき、遊びすぎの体調不良(風邪)なんて理由で休めません。今はもちろん会社です。
異様なほどの人口密度と、湿度100%って水の中にいるんじゃないって程勘違いしそうな湿気が容赦な襲い来る電車に乗って、ようやくたどりついた会社。お陰様で余計に体調が悪くなりました。ドラクエで言えば毒をくらったような、もっとわかりやすくマザーでいえば風邪を引いた状態である。
しかも、吐き気君が僕の方に憑依したせいか、途中の駅のトイレで一回吐きました。もちろんお酒は一滴も飲んでいません。
完全な半死人状態言わばグロッキーです。
会社の自分のデスクに座ったのですが、いつもは元気の源であるクーラーや扇風機が、今日は命をも奪いかねない死の風を運んで来る事に気がつきました。
僕の所属する班には共同の扇風機あります。その扇風機は丁度僕の真横に存在するせいで、いつもは涼しい風が頭の少し上で楽しく舞っています。しかし、今日は扇風機の羽根の後ろにドライアイスついているんじゃないかくらい容赦のよの字も見えぬほど体温を奪います。しかもクーラーは、部屋全体に冷気を送っているため止める訳にもいきません(もちろん扇風機も僕の一存では止められません)。なんだか、冷気というか霊気が漂っているようにしか感じません。クーラーと扇風機のコンボは凶悪すぎて、お迎えが来そうです。
寒すぎて熱は上がる(気がする)、鳥肌が止まらない(鳥肌稔)、さらに頭痛が酷く(軟便が沸騰するほどに)なってきました。仕事のやる気が無い所ではありません。仕事をする事が困難な状況です。(かなりリアルに、難しい書類だと理解できない。)簡単な仕事でさえ、通常の1.5倍増の時間を必要とします。
吐き気のため飯も食えなく大変だ。命の危機さえ感じ始めました。

こうなったら、クーラーと扇風機をぶっ壊すしかありません。
もちろん、伊達に軟便は詰まっておりません。
しかし、今回はちゃんと言い訳は考えてあります。

これは刑法第37条1項「緊急避難」が摘要され扇風機を壊しても無罪になります。
わからない人のために説明する、緊急避難とは、「急な危険や危難を避けるためやむを得ず他社の権利を侵害したり危難生じさせている物を破壊したりする行為であり、本来ならば法的責任を問われたりするが、ある一定の条件がそろえば免除される」と既定されている。
もちろん、「急な危険や危難」は、「風邪なのにクーラーや扇風機の冷気が襲ってくる。」にかかり、もちろん「危難生じさせている物」は、「クーラーと扇風機」になります。となると、「風邪なのに冷気をまともに浴びて死にそうな僕は、扇風機とクーラーを破壊しても良い」となるわけです。なんと、論理的かつイエッペ的であるか。賞賛にあたいしますね。

まあでも、これではあまりに乱暴すぎると言えなくも無い。
ぶっちゃけ、頭が狂ってるとしか思えなく、100%弁償と警告処分。最悪、減給処分になるかもしれないのでやておきます。

仕方なく仕事します。
あ!!!
普通に時休を貰えばいいんだ。
よし、今日の仕事終わらせて時休を取ろう。
………数時間後。
今日やらねば行けない仕事も率先して終わらせたし、後は時休を貰うだけ。
なんですけれども、やっぱり貰い辛いです。
流石に月曜日の午後の早い時間から帰るのは無理っぽい。
しかも、問題が浮上したらしくみんな鬼気迫る雰囲気。
帰りたい、なんていったら八つ裂きにされ食べられ軟便されそうです。
……しょうがないので、定時に帰ります。

でも、多少演技も混ぜつつ精一杯に体調不良であることをアピールし続けます。
そして、係長が気がついてくれたら時休を下さいと頼もう。
きっと、ダメとはいわないはずである。ケッケッケッ
せこく汚いことだっと言う事は承知の上です。しかし、切羽詰った状態の僕にはそんな事は言ってられません。
でも少し考えれば、僕がやっているこの行為は刑法36条1項の正当防衛に当たります。
わからない人の為に細かく説明すると、正当防衛とは「何らかの危害が加えられた場合に危害が加えられたれた対象を守るため反撃する行為」と既定されている。
(非常に緊急避難と似ているが、細かく違います。それは勝手に調べてください。)
という事は、「何らかの危害」が「体調不良を悪化させるクーラーと扇風機」だ。細かく言うと、係長が冷房のスイッチを入れるので加害者になるわけだ。「対象を守るため反撃」とは、「病気をより酷く見せようとする為の演技」による「不要な仕事を増やす」である。
さらに説明だが、僕が時休を取るためには係長に不必要な仕事が増える。これを僕の中では広い広い広い意味での傷害罪に当たると勝手に理解しています。という事は、上の「病気をより酷く見せようとする為の演技」で「不要な仕事を増やす」という「傷害罪」が正当防衛によって無罪にる仕組みです。
よし、言い訳ができた。それにしても、なんと緻密で繊細な計画だろう。天才だな僕は。うんうん。
さて、精一杯に演技をして時休を貰おう。

……午後5時。
結局、時休をとることは無理でしたカッコワライ
マジで体調が悪い……。

くだらなく頭を使いすぎました。知恵熱で死ぬカッコワライ

バタンキュ〜